IntelliJ IDEAでPythonの開発環境を構築する
Keywords
- IntelliJ IDEA
- Python
Contents
- 1. 前提
- 2. ディレクトリ作成
- 3. IntelliJ IDEAでProject Structure起動
- 4. Python SDKの追加
- 5. 仮想環境作成
- 6. IntelliJ IDEAで開く
- 7. 仮想環境やインタープリタを実行環境として設定
- 8. Python実行
- 9. Module設定
- 10. ライブラリ追加
- 11. 参考URL
前提
- IntelliJ IDEA 2020.1 (Ultimate Edition)
- Python 3.9.1
ディレクトリ作成
事前にIdeaProjects直下にディレクトリを作成しておきます。本稿では、statistics-exerciseというディレクトリを作成しますが、名前はなんでも構いません。
$ pwd
/Users/naokimachida/IdeaProjects
naokimachida@NaokinoMacBook-Air IdeaProjects
$ mkdir statistics-exercise
IntelliJ IDEAでProject Structure起動
IntelliJ IDEA上で[⌘]+[;]を押下し、Project Structureを起動します。
Python SDKの追加
[Platform Settings]-[SDKs]を選択し、[+]をクリックし、[Add Python SDK...]をクリック
[Add Python SDK...]がない場合は、Pythonプラグインをインストールしてください。
仮想環境作成
[Virtualenv Environment]を選択した状態で、仮想環境を管理するパス(Location)とPythonインタプリタ(Base interpreter)を指定して[ok]をクリック。 なお、できるだけ他の環境との依存関係を持たせたく無いため、[Inherit global site-packages]と[Make available to all projects]にはチェックしません。
IntelliJ IDEAで開く
[Open or Import]をクリックして、[statistics-exercise]を開きます。
その後、venvディレクトリが作成されていることを確認します。
仮想環境やインタープリタを実行環境として設定
[Add Configuration...]をクリック。
[+]をクリックし、[Python]をクリック。
適宜、入力します。
ここでは、下記の通り入力しています。
- Name: Run
- Script Path: /Users/naokimachida/IdeaProjects/statistics-exercise/sample/main.py ※存在しなければ、作成しておいてください。ここでは、sampleディレクトリの下に作ってますが、statistics-exerciseの下につくっても問題ありません。
- Python interpreter: [Use specified interpreter]を選択し、先ほど作成したSDK(+仮想環境)を選択
Python実行
この実行ボタンをクリックすると、/Users/naokimachida/IdeaProjects/statistics-exercise/sample/main.pyのPythonスクリプトコードを実行できます。
Module設定
このように[No Python interpreter configured for the module]と表示されたら、[Configure Python interpreter]をクリックします。[⌘]+[;]をクリックして、[Modules]をクリックして、[Dependencies]タブをクリックすれば同じ画面に遷移します。
そして、[Module SDK]にて、先ほど作成した仮想環境やインタープリタを設定して[OK]をクリックします。
ライブラリ追加
IntelliJ IDEA上で[⌘]+[;]を押下し、[Packages]タブをクリックすると、pipとsetuptoolsしかありませんが、下にある[+]ボタンをクリックするすると、ライブラリの追加が可能な画面に遷移します。
requirements.txtにライブラリの一覧を書き出すにはIntelliJ IDEAのTerminalにて、pip3 freeze > requirements.txt
を実行します。(仮想環境に切り替わっている状態で実行する必要があります。)